やまなしの情報や看板犬の日常を南総里見八犬伝ならぬ南都留富士見4犬伝でリポートします。


by someday3601
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春鶯轉(しゅんのうてん)

最近はゲゲゲの病院に行くまえにちょっと寄り道して山梨の紀行に触れています。お客様にも紹介できるかなあと重いリポートさせていただきます。
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甲斐の銘酒『春鶯轉』は1790年(寛政2年)創業の萬屋醸造店の酒銘です。

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創業以来『一力正宗』で親しまれて来ましたが1933年昭和8年に六代目の当主中込氏の弟でフランス文学者の中込純次氏と交流の深かった歌人与謝野鉄幹・晶子夫妻が甲斐路を訪れ宿泊されたそうです。
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その時に一力政宗に舌鼓され沢山詠まれた歌の中に『法隆寺など行く如し甲斐の御酒春鶯囀のかもさるる蔵』があり当主中込旻氏が深く感銘し『一力正宗』あらため『春鶯轉』(しゅんのうてん)と酒銘を変えたのでした。
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この『六斎』純米吟醸酒に上記『春鶯轉』の純米酒・純米吟醸・大吟醸の飲み比べを買ってきました。
この『六斎』は酒蔵でだけしか購入できないものだそうです。確かに今まで見たことなかったです。この中巨摩郡富士川町青柳(昔は青柳宿)の株式会社萬屋醸造店は以前からずっと気になっていたのです。それは自分の母方のルーツがまさにここにあったのです。日蓮宗の僧侶だったこと、そして日蓮宗の総本山の身延山からもほど近い青柳宿は察するに門前町としても栄えていたのではないでしうか。そして青柳宿・・・まさに母方の苗字が青柳(あおやぎ)なのであります。祖父が申すには京都から落ちてきた公家の末枝なのだと聞かされています。それにつきましては???
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この六斎とは六斎日の略で斎日(ろくさいにち)とば、仏教の思想に基づく斎日のひとつ。この斎日は1ヶ月のうち8日・14日・15日・23日・29日・30日の6日で、前半の3日と後半の3日に分け、それぞれの3日を三斎日と称した。六斎日の歴史は古く、律令制における令にもこの日は殺生を禁じる規定があり、出家したものは布薩説戒を行い、在家のものは八斎戒を守ることとなっていた。
八斎戒はっさいかい)とは、仏教帰依する際に授かる戒律の1つで、六斎日あるいは十斎日に、在家の信徒が守るべき8つの生活規則のことである。仏教の在家信者の守るべき基本的な五戒に後述の3つの戒を加えたもので、五戒の内「不邪淫戒」の代わりに 「不淫戒」を差し替えて、斎日に行動を慎むもの。

八斎戒

  1. 殺さない。(不殺生戒)
  2. 盗みをしない。(不偸盗戒)
  3. あらゆる性行為を行わない(不淫戒)
  4. 嘘をつかない。(不妄語戒)
  5. 酒を飲まない。(不飲酒戒)
  6. 正午以降は食事をしない。
  7. 歌舞音曲を見たり聞いたりせず、装飾品、化粧・香水など身を飾るものを使用しない。
  8. 天蓋付きで足の高いベッドに寝ない。

                          以上の8つの戒を守る。
『酒をのまない』とありますが流石にお寺が多いこの地域の酒蔵ならでは配慮でしょうか。この酒蔵ギャラリー・『六斎』は有料で飲み比べの試飲(コップ付き)ができます。また、カフェ『コクリコ』では春鶯轉の仕込み水で入れた珈琲をお楽しみ頂けます。(有料)

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by someday3601 | 2015-02-12 21:51 | 山梨の観光物産