人気ブログランキング | 話題のタグを見る

やまなしの情報や看板犬の日常を南総里見八犬伝ならぬ南都留富士見4犬伝でリポートします。


by someday3601
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

暖炉の薪を確保せよ

  今年は例年より寒そうで・・・・暖炉に火を灯そうと・・・・・いやガンガン燃やしますかな(笑い)
そんなわけで上芦川の親方のところで時々薪割りを・・・・・といいますか炭焼きの為、山からの木材の切り出しと炭焼きに適した大きさに割っているのです。御年85歳で現役です・・・・そこは少しでも加勢してますが・・・・元気元気!!
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_22211598.jpg

 山をいくつもいくつも所有してい50年物のナラの木などを1Mくらいに切り出しては割ってゆく・・・・
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_22303122.jpg

一週間くらい焼いてまた一週間くらい冷ますようです。来年は炭焼小屋の作成から関わりいつかは自分の小屋で炭を作ってみたいと思います。このような山間部だからこそ出来るのでしょう。ただし炭ができるかは・・・・結構難しいようです。親方はニヤニヤしながら無理無理と・・・・
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_22313248.jpg

 これから冬場に少しづつ薪を増やしてゆきますが今はクリスマスに向けて火入れをするための薪を揃えるため、農啓庵の杉山氏が汗水流して割った薪をいただきました。その分倍返しで恩返ししますよ(笑い)
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_22333786.jpg

暖炉の薪を確保せよ_d0161933_22372167.jpg

車に積み込みペンションに組み直しました。
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_2237502.jpg

 すぐに燃えてなくなってしまうのでしょう。その割に割るのは結構大変なのですよね。それを知っているから体の芯より心が芯が温まりますよね。親方の薪はナラですごくいい樹なのでただ暖炉で燃やすのはもったいない気がします。炭にしてこそ価値が高まります。

  ドッグランド サムデイでも炭のシャンプーやコンディッショナーを使ってますがここで炭の効能について・・・・・
●空気の浄化
多孔質で、吸着性に優れた炭は、空気中の汚れ、臭気成分、有害な科学物質を吸着する。また、炭はアルカリ性なので、微生物がよく着生する。この微生物は汚れやにおいの原因となる物質を分解・浄化してくれる。建材や塗料から出る有害な化学物質、壁紙や家具に使われている接着剤、防虫加工された畳などに含まれるホルムアルデヒドやトルエン、有機リンなどの有害物質の除去にも、安全で経済的な炭が有効である。

●水の浄化
水道水の中に多孔質で吸着力の優れた炭を入れると、カルキ臭のもとになっている塩素はもとより、カビ臭の元凶であらう有機物や不純物も一昼夜で吸着・分解することがある。さらに、炭そのものに含まれている、カルシウム、マグネシウム、鉄分、ナトリウムなど、天然のミネラル成分が溶け出して、美味しい自家製のミネラルウオーターをつくることができる。自家製浄水器には水の中で砕けない硬質の白炭が適している。使用方法を守れば、繰り返し使うことができる。また、炭は家庭用飲料水だけでなく、河川の水質浄化にも大いに役立っている。
●炊飯
米を炊く時に炭を入れると、ごはんがおいしくなる。というのは、炭が水道水に含まれている塩素や微細な機物を吸着・分解するため。また、米をとぐときに洗い落とせなかったヌカや表面に付着している不純物も一緒に吸着・分解する。さらに、炭に含まれるミネラル成分、とくにカルシウムが溶け出し、ふっくら美味しく炊き上がる。
●鮮度保持
収穫直後の生鮮野菜や果実からは、エチレンガスが発生していて、これが熟成・老化を早めるもとになる。そこで炭を使うと、エチレンガスはもとより、においのもとになっているガスまできれいに吸着する。
●農業資材
炭の粉は多孔質なので、土の通気性や透水性を高めるはたらきがある。また、炭そのものはアルカリ性なので、酸性化した土壌のPHを高める働きを持つ。さらに炭に含まれるカルシウム、マンガン、亜鉛、銅、モリブデンなどのミネラル成分は、そのまま土に補給され、さらに土壌中の微生物の活動を活発にする。炭は、このほか入浴剤、電磁波遮蔽、住宅の調湿、寝具などにも活用されている。

  そんな良い事づくめの炭ですがなかなか奥が深いようです。ただしその歴史は新石器時代からで、炭焼きはほとんど山間農民の兼業として行われてきたが,それが一般化したのはむしろ明治以後といってよい。 古い専業的な炭焼きは,鉱山の精錬や鍛冶の技術に付随して発達したものであった。日本では太平洋戦争後、石油や都市ガスなどが普及するまでは産業分野や都心の一般家庭でも普通に用いられる燃料であったそうです。日本列島の各地で炭が普通に焼かれていたわけです。

  僕は週に2度くらいは助っ人にゆく時もあるのだけれども、その代わりにいつも野菜頂いたり漬物頂いたりカフェで珈琲頂いたりと・・・・・なかなか楽しい。今朝はこんなものまで譲って頂いた。
暖炉の薪を確保せよ_d0161933_025146.jpg

これでまたまた商売繁盛。鹿は神様の使いにして魔除けにもなります。

  鹿の肉もあるとか・・・・鹿刺しも美味しいのだそうです。

by someday3601 | 2013-12-05 22:07 | 爺論好論(じろんこうろん)