八犬士と八玉の説明(8)
2010年 05月 13日
犬田小文吾悌順(いぬたこぶんご やすより)
悌………よく兄または長者(年長者など)につかえて柔順なこと。
弟または長幼間の情誼の厚いこと。
重鎮と言われる先輩に仕えるのは大事です。媚売ったり、長いものに巻かれろ的な打算的な人が多いのは困りものですが、生きるためには仕方がないのです。そういう僕はいつも巻かれっぱなし?
そこいくと犬はい~でがんす。年功序列だったり、一度優劣がはっきりすればもうそのあとは従順ですね。
人も家族の中では兄弟姉妹は仲良く助けあわねばねえ。一昨年亡くなった道楽者のオヤジの口癖は、毛利元就の3本の矢の話です。兄弟仲良くし母親を盛りたてろと・・・・先に逝く自分と残された者たちの身を案じていたのです。ひつこいくらいに子供のころからズーット・・・・。
実際の毛利兄弟は仲が悪かったそうで、それを見越して親が子供に説いたのですね。
さあこれで八犬伝の八つの玉の話は終わりです。こうみていると人は雑念が多いのですかね?金や物、見かけや肩書に執着している。犬はいたってシンプルですね。うちはジョン&ニーナ&そら&かいの4犬ですがあと4犬増えるのかなあ??はっはっは